2020年総まとめ
もう年の瀬だなんて信じられない。
毎年そう思っているけど、今年は特に。
自分としての一年、なんとなく振り返りをしてみましょう。
まず、今年は自分のソロライブが一回もできなかった。
まあ、春先からのコロナ禍の中でも、やるぞ!と決めてがんばれば、配信とか少人数でやるとか、何かしらできたと思うけど
自分で計画して実行して、という気力みたいなのがあんまり湧かなかった。
仕事は完全在宅で、家にいる時間がとっても多くなったので、自分の部屋を作って、そこを居心地のいい空間にすることにかなり力を費やした。
なくても困らないけど好きなもの(変な置物とか)をちょこちょこ飾って元気をもらって、窓辺で植物いっぱい育てて元気もらって。
そんな毎日を過ごしていた日々が大半だったと思います。
音楽活動としてはレーベルコンピREV.01の制作があって、新曲つくってアレンジ録音して、いろんな参加アーティストの後ろでも打楽器振ったり鍵盤弾いたり歌ったり。
自分の曲はコロナの暗い気持ちがめっちゃ反映されています。
怒りとか辛さが原動力になって作品作れる人も大勢いると思いますが、自分は元気ないとできないのかもなーと感じました。
こないだ友達が、次はとにかく明るい曲つくろうと思ってる、と言ってて、わたしも明るい曲つくりたいなと思った。
自分の部屋に置いてる、役に立たないけどあるとうれしい置物が音楽になったみたいなしょうもないやつがいいな。
あとは家の時間を過ごすのに多くの人が利用しているであろう映像のサブスクも、音楽のサブスクも、いっぱいありすぎると何を見たり聞いたりしたいのかわかんなくなってあんまりうまく使えてない。
特に映像は、見たいのがあって登録したけど見たいものを見終えたらすぐ解約してしまいました。
見始めたものを途中で見なくなる、みたいなのが気軽にできなくて、見始めたら最後まで見なければという気持ちになってしまうので、
見始めるのが億劫になってしまうのです。
本当に見たいなと思ったやつを選んでレンタルする、見に行く、買うくらいが自分にはちょうどいいのかもしれない。
それか偶然の出会いでしょうか。お店とかで偶然手に取ったり予期せぬとこで聞いたりして好きになるのはある。
好きじゃないものも並んでいるかもしれない大量の作品群のなかで、好きをみつけるのにまだ慣れない。
ネットって平らなんだよね。
でも服の通販とか慣れてるものはネットでもできるんだよね。 どういうことなのか自分でもよくわからないですが、もっと軽くトライしてみたい気持ちです。
(ながら見、ながら聞きが得意じゃないのも大きいかも。。。慣れですかね。。)
似たようなことで、本(漫画でなく文字のやつ)も紙以外で読めない。
でもこれもインタビューとか、そもそもネットにしかない記事とかブログとかは全然読める。不思議です。
なんでなんだ。
漫画はどっちでも読める。
漫画といえば、ガラスの仮面にどはまりして全巻揃え(漫画も結局すごく好きなものは物として欲しい。。まだ未完結)読み漁りました。
ほんとうに面白くて、出てくる人たちの性格が素晴らしく、人生の一冊的な漫画になりました。
この歳でこういう作品に出会えるの嬉しい。
あとはたまに出かけた時に、本とレコードを買うのが楽しかった。
家で、買ったレコードききながら本読んで。
総じて、いろんな好きなものを集めて、自分を外側から再確認するみたいな一年だった。
いつもと世界が違うことで、自分がぐにゃぐにゃとわかんなくなったとき、怖くて感受性がっちり閉じて無感動でいることを無意識に意識してそうしてしまうことの多かった一年だったけれど、そんなとき好きなものが自分を教えてくれるなんて最高に助かる。
スヌーピの登場人物、ライナスがいつも毛布を持ってるように、わたしも小さい頃から大事にしているタオルケットがあるし、 お気に入りの服や、部屋の変な雑貨、鍵についてるキーホルダーとかですら、ライナスの毛布と同じような役割をしてくれているんだと思う。
来年も好きなものをたくさん集めたり、出会ったり、そういう一年にしたい。