投稿

11月, 2017の投稿を表示しています

楽しかった京都、リリースパーティーなど

イメージ
ここ1ヶ月くらい、ずっと楽しみにしていた京都ツアー、そしてシンガポールのレコ発が終わってしまった。 京都は、鈴木博文さんのツアーで。 わたしは博文さんのどう?楽団として、そしてayUtokiOとして、演奏しました。 博文さんと一緒にライブで演奏させてもらうのも3回目。 今年発売した「どう?」というアルバムがあって、そのアルバムをayUtokiO猪爪東風くんがサウンドプロデュースしたという縁で参加させてもらっています。 博文さんと演奏するのはとても楽しい。 サポートのみなさまも、すごく素敵なミュージシャンだし、なによりわたしは博文さんの歌がすごーーーく好きです。 わかりやすいさみしさとか、悲しいこと歌っているわけじゃないんだけど、演奏しているととにかくさみしくて切ない。 時間は戻らないよ、それが自然だよ、諸行無常だよ、という感じで、悲しくてさみしくて切なくて、演奏中ぐっときまくりです。 歌詞と博文さんの声がすごくあっていて、ほんとすごいよ。ものすごい詩人。 12月22日に、博文さんのツアー東京編もあるので、まだどう?楽団をみたことのない方はぜひ見て聴いてほしいです。東京編もayUtokiOでも出演します! こちら から予約もできますので、ぜひ。 ayUtokiOは3年ぶり?の関西。 初めて行った大阪のライブのことを思い出しました。 そのとき、わたしは初めてair checkという曲を歌わせてもらって、スタジオの練習で全然うまく歌えなくて大変だったな。。。 どう?チームとayUtokiOチームで一緒に車で行った京都。 バンドやってた頃、毎週のように大阪や名古屋に行っていたことを思い出しました。 そいで帰ってきて、日曜はsing on the poleのリリースパーティ。 こちらもすごくいい日になりました。 まちこの恐竜は、6月からライブ始めて半年。まだまだこれから。 演奏には、曲をこうしたい!がないとだめなんだな。 おなじ譜面みて演奏しても、人によって違うのは、こうしたい、の違い。 こうしたい、がうまく合わさっていい演奏していきたいです。 まちこの恐竜もライブ見に来てほしいな。 この日の主役、sing on the poleは、すごーーーーくいいライブでした。 曲も歌詞もいいし、演奏もいいし、歌もい

はっとして、ぐっとくる

イメージ
朝に二回、夕に二回、電車で川を越える。 大抵、電車で川を越えるときは、川に対して垂直に進むから、窓の外を見ているとふわっと景色がひらける。 朝も夕も、この時間は割と好き。 夕方4時すぎ、ちょうど夕焼けのころで、遠くの山が黒っぽくて、空は赤くて、上の方から夜になってきていて、何回見てもきれいだなと思う。 中学生くらいまではとにかく勉強が好きだった。 勉強というか、知らないことを知るのがおもしろかった。 中学くらいまでの学校で習うことって、自分の生きている世界のことを実感できる範囲で教えてくれるから、身近な世界がクリアになっていく感じがおもしろかった。 夕焼けがどうして赤く見えるのか、というのも、高校生で教わって、へーと思った。 でも、知識と感動は直結しないことがよくある。 夕焼けきれいだな、は夕焼けがどうして赤いのかなんて関係なく、ただ夕焼けきれいだな、のままがいい。 沢山知っていることと、良さは同じじゃない。 どんな音楽が好きか、ずーっと考えています。 わたしはとにかく沢山聴きたいタイプ、ではなさそう。 聴いたこともないような、新しいものが聴きたいというわけでもない。 はっとして、ぐっときたいんです。 沢山しっているの、すごいなって思うけど、わたしは音楽に関しては、そんなことよりも感動させてほしい。 音楽の聴きかたや楽しみかたは、ひとそれぞれ、その時々によっても違うので、なんとも言えないけど、わたしはとにかく音楽でぐらんぐらん心を揺さぶられたい。 素直に聴いて、素直にぐっときたい。 うまいなーとか、凝ったアレンジだなーとかを飛び越えてぐっときたい。 ぐっときたいって何だか変な日本語だな。 そしてぐっとくる、というのは物凄く曖昧で、うまく言葉にできないし、ましてや知識ではどうにもつくれないものだと思っている。 コード進行の勉強したって教科書みたいな歌詞かいたってぐっとくる曲つくれないよ。 気持ち、は言葉で置き換えて人と会話したり、こうして文章をかいたりするけれど、言葉とは比べ物にならないくらい多くて不安定で、とらえきれない。 そういうのを、そんな不安定な溢れた気持ちを、会話するよりもずっと少ない言葉でメロディにのせて、ものすごく豊かな気持ちにしてくれるのが、いいよねえ。すごいよねえ。そんな風になりた

インタビュー掲載と最近の気持ち

イメージ
犬と私 という曲をつくってしまうくらいには犬がすきです。 ネットの発達した時代、自分の家にいる犬でなくても、毎日のように見ることができる犬が沢山います。 かわいいなーと思ってみているけど、段々と犬だって歳をとったり、突然病気になったり、最近投稿されないなと思っていたら、亡くなってしまっていることもある。 画面でみたことしかなくて、触ったこともないし、撫でたこともない、どんな子かもよくしらなくっても、死んじゃうと結構さみしく悲しくて、めそめそとしたりしてしまう。 「わたしの向こう側」発売からあっという間に2ヶ月です。 タワーレコード、ディスクユニオン、ココナッツディスクでそれぞれつく特典、音源ダウンロードコード付きポストカードの、音源のダウンロード期限は3ヶ月となっていますので、まだの方はお早めにダウンロードしてくださいね。 それぞれ違う音源がダウンロードできるので、聴き比べたりしてほしい。交換とかしてさ。 わたしの向こう側関連で、タワーレコードオンラインにインタビューが掲載されています。 こちら です。 思ってることは沢山あるけど、いざ話すと全然うまく話せなかったですが、よかったら読んでみてください。 このインタビューでも言っていますが、自分にとって大事なのは気持ちと、嘘がないこと。あと作品に対してはプライドを持つこと。 人がやることの意味を考えることも大事。 打ち込みで、クオンタイズをヒューマナイズする、という機能があるってこの前きいて、なんじゃそらって思ったんだけど、この機能作ろうって思った人はどんな音楽をつくるんだろうか。 技術の開発や進歩は悪いことじゃないと思うけど、これ以上いらない部分て自分にとっては沢山ある。クオンタイズをヒューマナイズもいらないや。 何かをする動機は、だいたい気持ちが先にあって、そのあと行動。気持ちと言葉は似てる、違うんだけど。 作品には気持ちとプライド。作品には気持ちとプライド。 形あるものが好きとか言っておきながら、プライド感じられないもの作らないように気をつけよ。 いいなと思うものに触れたあとは清々しいけど、やだなと思うものに触れた後はなんかどんより落ち込む。自分がそうさせるのはいやだ。 いいなとやだなの判断は自分の中にしっかりないと、自分の思ういい、を作れないはず。