ワンマンありがとうございました&新作木兎のこと

もう5月も終わりですね。はやいようなそうでもないような。

先日は、初めての企画、初めてのワンマンライブ、いままでの総括であり新音源リリースの日でもあったわけですが、、お越しいただいたみなさんありがとうございました。
2階のぞうさんでできてよかったです。

ソロ活動も丸っと2年、その間に今回の新作含めて4つの作品を残すことができました。

新しい作品、木兎について。
今回はカセットテープで4曲入り、1000円となっています。ダウンロードもできます。オリジナルとカバー2曲ずつ。さらにどっちも歌入りとインスト1曲ずつ。

ジャケットはPLASTICMAIちゃんにお願いしました。まいちゃんの絵大好きです。
まいちゃんの絵も、すっごく大切な古着のお洋服みたい。

A面は、タイトルにもなってる木兎と、インストのganymede。
こちらは、最近のまちこの恐竜でおなじみの面々と録音しました。
Drしょうくん、Baともこちゃん(SaToA)、Keyあづあづ、Gtあゆくん。
で、木兎はSaxに森田さんを迎えて、ともこちゃんとわたしがTp吹きました。
さらに、武末さんが鳥の声をたしてくれました。
録音楽しかったな。。みんなの演奏がどんどん解像度を上げていく感じがして面白く素晴らしかったです。
木兎のデモを聞かせたら、アレンジしたい!とあゆくんが言ってくれたので、任せた。
アレンジしたいと言われるのは嬉しい。歌詞も任せた。
わたしは風景は割と見えるけど、言葉をそんなに持ってない。脳内でめくるめく映像があります。
木兎、アウトロのコーラスとても気に入っています。ぽんぽんお花が咲いてく感じ。コーラスを考えるの大好きです。

ganymedeもだし木兎も、今作は結構鍵盤楽器が自分の中で大きかったです。
仕事中、鍵盤に触ることや、その演奏を聞いたりするというのが多くて、ピアノの曲、ピアノの和音の響きの美しかったり面白かったりする感じが心に残っていたようで、そういう雰囲気の中で曲ができた気がします。
シンセサイザーでつくったピアノやエレピのような音、というのも心に残った。

自分はウーリッツァーやローズの音がすごく好きで、聞いていると落ち着くなというのも自覚しました。
思えば、小さい頃ピアノ教室に通っていたときも、たまーーに普段と違う部屋でレッスンすることがあって、そのときにやたら抜ける明るい音のピアノの部屋があったけどそれはあんまり好きじゃなかったことも思い出しました。柔らかくて丸い音が好きです。

そしてB面!は、B面1曲目の、お願いはひとつ のGt以外の演奏は全部わたし、mixもわたし!というまちこ印です。mixしたの、MAHOΩ以来ですよ。。
このお願いはひとつという曲は、何年も前に赤ちゃんのおもちゃ屋さんではたらいてたことがあるんですが、そのときにクリスマスシーズンにかかってて。
他は結構子供向けの曲だったのに突然この曲があって、声で一発で井上陽水とわかり、そのときから大好きになった思い出の曲です。こういう、ふとした出会いで好きになるのっていいよね、すぐCD探して買ったよね。

自分のカセット作品にはカバー、という感じになってたので、今回は大好きなこの曲をカバーすることにしました。
好きな曲をカバーするのは難しいけど、なかなか面白いカバーになったと思います。どことなく不穏。
B面は、A面では一切登場しなかったシンセサイザーが大活躍しています。
そのシンセサイザーはもちろんARP Odysseyです。

B面2曲目は、TpとSE以外、ぜーんぶArpの音です。ドラムぽいのとか、打楽器ぽいのも全部。
シンセサイズする、ということがだんだんできるようになってきた。
最初買うまで、Arp難しそうすぎる、わたしには使えなそう、、、と思ってたけど、見た目の可愛さも手伝って、めちゃくちゃ使ってたら仲良しの相棒になってきた。
最初の方は、音色保存できないからいちいち設定を写真にとったりしてたけど(去年の8月ごろ)もうそれもしなくなり、もう二度とつくれないかもしれないけど、聞いた音ならできるかも、もしできなくてもまた別な音作れるし大丈夫、的な気持ちになってきて、ばんばん音作っては変え、作っては変えすることに恐れがなくなっています。楽しい。

スライダーで動かすのも最初は慣れなかったけど、いまはめちゃくちゃわかりやすい。つまみまわすよか想像しやすい気持ち。縦のうごき、気持ちがのりやすい。うおー、いけ〜ってスライダー上に動かすんです。
シンセサイザー、最初にアナログのやつ使ってればよかったと思う。めっちゃくちゃわかりやすい。つまみタイプのも使ってみたい。
楽器みんな大切でかわいい。

ということで、新作よろしくお願いします!
お取り扱いしていただくお店などは順次お知らせします。

ひとまず、今日からCOMPLEXの通販、秋田ののら珈琲さんの店頭、に並びました!

まちこの曲、めっちゃいいけど全然今っぽく無いし誰が聞くんだろう、、とぽつりとあゆくんが言って、そのとき、がーーーーん!!と寂しい気持ちになったけど、
自分もこの服、すんごくかわいいけど自分以外誰が着るんだろ、、という古着とかが大好きなことを思うと、まあ、そういうことなんだよなと思います。
そういう、自分にとって特別な服見つけたら嬉しい、みたいな気持ちが音楽にあってもいいよね。

音楽も、そういう出会いがあるはず。
あるはず!






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